そのまま使用できるインジケータ

不可逆性ヒートインジケータと可逆性18°Cインジケータ

熱曝露は、ワクチン、生物製剤など、温度管理が必要な多くの医薬品の有効性を低下させる可能性があります。  製品の温度変化がたとえ緩やかでも、そのうちにパフォーマンスに影響が生じかねません。注射薬、接着剤、シーリング材などの製品は有効性を維持するために冷蔵する必要がありますが、最適なパフォーマンスを発揮させるために室温で用いることが推奨されます。

熱曝露の状況や室温に戻っているかを目視で確認

Zebraでは、お客様が温度を監視して好ましいカスタマーエクスペリエンスを確保できるように、多種多様な安定性プロファイルをサポートする、不可逆性/可逆性インジケータを提供しています。製品に貼り付けて経時的な熱曝露を監視するZebra HEATmarker®時間温度インジケータや、  閾値温度以上の、即時または長時間の曝露を監視するLIMITmarker®不可逆性閾値ヒートインジケータなどをぜひご活用ください。また、冷蔵保管が必要な品目が室温に近づいたことを示し、ユーザーエクスペリエンスを向上させてくれるLIMITmarker可逆性18°Cインジケータもご用意しております。

時間温度インジケータ

HEATmarker®

HEATmarkerは、温度管理が必要な製品に直接貼り付けられる、粘着面を備えた小型温度監視インジケータです。熱曝露が累積するにつれて、徐々に色が変化し、基準色を超えると、製品が温度の限度を超えたことがわかります。

ワクチンバイアルモニター

HEATmarker® VVM

1996年以来、世界中でワクチンの温度曝露の監視に使用され、世界保健機関とUNICEFによってワクチンに欠かせない要素として認定されているHEATmarker VVMは、メーカーがワクチンバイアルに貼り付ける感熱材料を使ったインジケータであり、有効期間全体にわたっての熱曝露の監視を可能にします。

ワクチンバイアルモニター

HEATmarker® VVM+

HEATmarker VVM+は、熱安定性ワクチンの監視専用に開発されました。従来のHEATmarkerVVM累積熱インジケータと革新的なピーク温度表示テクノロジーを組み合わせ、コールドチェーン外に保管されたワクチンがピーク温度逸脱に曝露されることで急速な劣化が生じるリスクに対応します。

閾値ヒートインジケータ

LIMITmarker®

LIMITmarker不可逆性温度インジケータは、熱の管理が必要な製品に直接貼ることができ、遅延表示(2時間)または即時表示(15秒)の2種類があります。反応温度以上の温度に曝露されると、ヒートインジケータの色が指定応答時間内に変化して、視覚的に警告します。

可逆性室温インジケータ

LIMITmarker®可逆性18°C

LIMITmarker可逆性18°Cインジケータは製品の一次包装に貼付でき、保冷していた製品が十分使用できる温度まで温まると、一目でわかります。冷たい(8°C以下)とき、インジケータは青一色ですが、室温(18°C±2°C)に近づくと色が変わり、「OK」メッセージが浮かび上がります。

貨物用温度インジケータ

TransTracker®

TransTrackerは、1枚に複数のインジケータを組み込むことができるカードです。HEATmarker、LIMITmarker、またはFREEZEmarkerの中から温度センシングインジケータを選択してください。このような使い捨てインジケータを出荷するパッケージに貼付すると、輸送中の温度曝露を監視できます。TransTrackerインジケータは、ユースケースに合わせて、ブランド名や消費者向け情報を掲載してカスタマイズすることも可能です。

その他の関連資料

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